チマチョゴリの伝統配色

韓国の女性民族衣装として知られているチマチョゴリ。そのチマチョゴリには、伝統的な配色がいくつもあります。こちらでは、その伝統的な配色をいくつかご紹介させて頂きます。オーダーメイドで制作依頼をする際やイベント時にレンタルする際の参考にしてみてください。

チマチョゴリの伝統配色

五方色(オバンセッ)と五間色(オガンセッ)

韓服の伝統配色には、陰陽五行説思想をパターンとした五方色(オバンセッ)と、五間色(オガンセッ)が関わってくることがほとんどです。五方色(オバンセッ)とは、黄・青・白・赤・黒の五色を表しています。五間色(オガンセッ)とは、緑・碧(水色)・紅(ピンク)・紫・硫黄で五方色それぞれの中間色を表しています。五方色(オバンセッ)と五間色(オガンセッ)の10色組み合わせを使い、身分や性別、年齢など様々なことを見た目で区別できるように配色されていました。現在では、伝統配色にとらわれることなく、好みの色合いを合わせて決めるケースも珍しくありません。

代表的な組み合わせ・色

緑衣紅裳(ノギホンサン)

女性の婚礼服として使用される、緑と赤を組み合わせたチマチョゴリです。チョゴリの部分が緑で、チマの部分が赤となっています。伝統的な花嫁衣装のため、人気も高いです。

セットン

五方色(オバンセッ)と五間色(オガンセッ)をもとに、虹色模様に組み合わせたもので、主にチョゴリの袖部分を取り入れられます。悪い気運を防ぎ、無病長寿を祈願し、名節やトルチャンチ等で積極的に使われました。現代でも子ども服には頻繁に使われ、お祝いごとに使う小物や、オシャレに敏感な若い女性などの韓服に使用されることが多いです。

天青色

文字からもイメージしやすい天青色とは、空色を表しています。韓国では、空を慎み・敬う文化があり、昔から愛されている色です。花嫁衣装としても人気の高い色です。

こちらでご紹介した組み合わせや色以外にも、人気の高い組み合わせや色合いは豊富に存在します。上記でもご紹介したように、近年では好みの色合いを組み合わせて、オリジナルの韓服を楽しむ方も少なくありません。韓服をレンタルする際やオーダーメイドする際、「伝統的な配色を取り入れるのか」「好みのデザインで楽しむのか」このような点も韓服の楽しみどころです。

韓服のオーダーメイドなら、Fang-styleにお任せください。Fang-styleでは、韓服のオーダーメイド制作を行っています。女性や男性だけでなく子ども服のオーダーメイド制作も行っていますので、ぜひご利用ください。

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