韓服(朝鮮服)の歴史

昨今の韓流ブームから、今では日本でも数多くの韓国ドラマが放送されており、現代ドラマだけでなく時代劇の人気も高いです。時代劇ドラマは内容の面白さはもちろん、色彩豊かな民族衣装も魅力のひとつです。
こちらでは、韓国・朝鮮の民族衣装の歴史について簡単に触れてみたいと思います。

韓服(朝鮮服)

韓服(朝鮮服)

韓国では民族衣装を総称して「韓(ハンボク)」といい、北朝鮮では朝鮮服(チョソ ノッ)と呼ばれています。韓国・朝鮮の民族衣装というと「チマチョゴリ」を思い浮かべる方は多いと思いますが、チマチョゴリは女性用の民族衣装の呼び名 で、男性用は「パジチョゴリ」といいます。
その構成を見ると、男女ともに上着の様な衣類であるチョゴリ(赤古里)は同じで、男性はズボンのようなパジ(下衣)を穿き、女性はスカートのようなチマ(裳)を穿きます。現代にて韓服は、主には冠婚葬祭などで多く着用されています。

韓服の始まり

韓服の始まり

韓服の起源は、上古時代(紀元前2000年~西暦300年)にあると言われております。(日本史で言うと、縄文時代から弥生時代にあたります)最古の証拠としては、紀元前3世紀の高句麗古墳に描かれている衣服から確認できます。その古墳壁画に描かれた衣服は、中国北方騎馬民族が着用していた胡服の系統を受け継いでいると推測されています。
官人や貴族などの上流階級の人達が着用して いた衣服も、当時の中国文化に大きく影響されました。一方で、固有の服飾様式も同時に共存し発展されたので、2重構造の衣服文化が出来上がったと言えます。

高句麗時代と李朝時代の韓服

高句麗時代には女性と男性の韓服に大きな差は無く、上衣には女性も男性と同じ腰よりも長いチョゴリを着用し、下衣にはパジを着用しました。女性は裕福であるほど、パジの裾を広く着たそうです。儀礼の際に限りパジの上からスカートを着用し、女性らしい美を表現していたようです。そして靴は、男性と同じようなものを履きました。また、朝鮮時代になると蚕飼育が盛んになることで、布の色も多様化されました。

身分や年齢、結婚しているかどうかなどを韓服の色で表され、子どもや未婚の女性は明るめの衣装を着用し、年代が上がっていくごとに落ち着いた色を着用しました。また、男性は活動性が重要視され、常に非常事態に対応出来る用に日常的に戦闘服が着られたとの記録もあります。

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